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振動変形が網羅的に評価できる!
デジタル画像相関法による振動分析事例紹介セミナー

<セミナー概要>
私たちの産業を支えている機械や構造物は常に振動にさらされています。これらの物は安定かつ安全に機能を果たすことを求められていますが、振動により繰り返し荷重があたえられることで、騒音や疲労破壊などの問題が発生します。このような問題を発生させないためにも、振動現象を詳細に把握した上で、振動対策を行うことは非常に重要です。

振動現象の把握には、加速度センサーをはじめとする接触式のセンサーがよく用いられていますが、「貼り付けた箇所の情報しか取得できない」、「対象の運動に干渉する」などの欠点があります。また、センサーを「適切な箇所」に貼り付けるためには、対象物と現象に関する十分な知識と経験が求められます。

また、振動対策を検証するためにCAEも活用されます。しかし、振動による疲労は振る舞いが複雑なので応力振幅や平均応力が大きくなる箇所を高精度に予測するのは難しいです。加えて、CAEを検証するにも上記のようにスポット計測しかできない手法では、CAEで得られた変形分布などと直接比較することはできません。なので、境界条件や減衰率などの検証が困難になります。

これらの課題の解決法の一つとして、ステレオカメラで対象を撮影して変形分布を計測することができるデジタル画像相関法(DIC)があります。構造計画研究所では、ハイスピードカメラとデジタル画像相関法(DIC)を組み合わせることで、振動現象解析サービスを提供しています。

本Webセミナーでは、ハイスピードカメラによるデジタル画像相関法(DIC)のメリットを、実際の計測事例を基にご紹介します。自動車・機械関連事例などに加えて、この手法でしか計測することのできない回転体の振動計測事例や、大構造物の計測事例をご紹介したうえで、実際の分析の様子をデモンストレーションいたします。

高い安全性・耐久性を要求される製品の設計者様、既存のひずみゲージ・加速度計での計測にお困りの実験担当者様、振動解析CAEの妥当性確認に興味のある解析技術者様のご参加をお待ちしております。
日程 2022年4月21日(木) 10:00~10:45
セミナー詳細 【プログラム】
株式会社構造計画研究所講演「振動計測・分析、CAE検証に使える!非接触変形計測デジタル画像相関法セミナー~自動車・機械・大型構造物の事例紹介~」
1.ご挨拶および会社紹介
2.デジタル画像相関法(DIC)の特徴
3.計測の原理と流れ
4.事例紹介 (振動試験、設備稼働時振動・回転体振動計測、衝突時振動、ハンマリング試験計測、大型構造物振動計測等)
5.デジタル画像相関法まとめ
6.質疑応答
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≪聴講方法≫
WEB会議システム Zoomを使ったオンラインセミナーです。インターネットに接続できる環境があれば、どこからでも聴講いただけます。セミナー1週間ほど前に、セミナー参加用のURL、視聴方法ををご案内いたします。

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≪聴講方法≫
WEB会議システム Zoomを使ったオンラインセミナーです。インターネットに接続できる環境があれば、どこからでも聴講いただけます。セミナー1週間ほど前に、セミナー参加用のURL、視聴方法ををご案内いたします。Zoomが難しい場合は別途ご相談ください。

■参加費
無料
対象者
・現状の振動試験にご不満のある技術者、研究者様
・振動設計、振動対策に携わる電子部品、自動車、機械部品、構造物、ロボットメーカーの担当者様
・振動設計の中でCAEを利用されている担当者様
主催 株式会社構造計画研究所