【オンライン開催】
MBSE導入に失敗しないための
上流設計検証手法実践セミナー
～ SysMLモデリングとモデル検査の実践手法の紹介 ～

近年、自動車の車載システムを始めとして様々なシステムが大規模化・複雑化しています。
そのため、高い品質、安全性、信頼性が求められるシステムの開発に
MBSE（Model-Based Systems Engineering : モデルベースシステムズエンジニアリング)
を適用することが注目されています。

MBSEの導入状況をお伺いすると、
１．導入したいが、効果の高いはじめ方がわからない。
２．一部のシステムを対象に導入を始めているが、全社に広げることが出来ていない。
というお客様が多くいらっしゃいます。

さらにお客様にお伺いしたところ、
MBSE導入における共通の課題は
「全体を俯瞰した設計が困難であり、
システム設計が妥当か否か判断できない」
ことではないでしょうか。

MBSEを実現するための手法として
SysML(Systems Modeling Language)があります。

SysMLを使えば、対象システムの
要求定義⇒設計までを
統一言語で表現することができます。

統一言語で表現し合うことで、
異なるドメイン間での仕様に関する理解齟齬を減らし、
全体を俯瞰した設計ができます。

一方で、設計情報をSysMLで表現できても、
設計情報に潜在する
・設計上の不具合
・論理的な矛盾点
を人間のレビューで発見することは、難しくなっています。
よって、システム設計が妥当か否かの判断も非常に難しいのが現状です。

そこで、
MBSEを実践するために
「作成したSysMLモデルを、設計者自身が
設計段階でシステマティックに検証すること」
が出来れば、不具合のない設計情報を下流に流すことができ
効果的なMBSEを実現することが可能です。


本セミナーでは、
①仕様に関する理解齟齬を軽減するため、要求分析からシステム設計をSysMLで記述する
②記述したSysMLモデルを、モデルベース形式検証ツールDynaSpecを用いて検証し、上流設計に不具合がないか確認する
の2つのステップに分け、実践的にMBSEを導入する方法をお伝えします。